今回は、ナレッジマネージメントを成功させるための第一歩を考察して行きたいと思います。
実際問題として、ナレッジマネージメントを導入してもあまり使われる事もなくフェードアウトして行く会社は多いです。
まずナレッジ(knowledge)の定義は「有益な情報」「付加価値のある経験や知識」と言うものかと思います。情報収集していると「ナレッジマネージメントとは」とか「ナレッジマネージメントシステムの紹介」とか経営に役立つとかノウハウの継承とか色々あります。
しかし、肝心の「有益な情報」「付加価値のある経験や知識」の集め方を紹介しているところは見当たりません。
たまに見かけるのが業務の推進や改善の繰り返しで情報が集まると言っている方もいるが、実際には情報は集まらない。
なぜなら「有益な情報」「付加価値のある経験や知識」は、個人の価値であり資産でもあるので簡単には吐き出して貰えない。
そして集まるのはどうでもいい情報....
では如何に「有益な情報」「付加価値のある経験や知識」を集め活用できるかを考えていきたいと思う。
ナレッジマネージメントシステムと言うツールは、使い勝手や好みがあるので色々調べて貰うという事で割愛します。
価値ある情報をその人に出して貰うにはやはり「有償」と言う事になると思う。
経営に役立てたりノウハウの継承に役立てるためには必要経費だと思うし「育てたのは会社だ!!」の思いもあるあるかもしれないが、そこに固執すると価値ある情報を持ったまま同業他社に転生されるかもしれない。
そうなってしまえば目も当てられない。
情報集めを「有償」に決めたらあとは人事考課や支払かたなどの整備に移行して行く話になると思う。
あと、何を持って「有益な情報」「付加価値のある経験や知識」するかではあるが、システムで利用者が「役立った」「いいね!」と付けた数や閲覧数など会社毎の事情に合わせて調整していけたらいいと思う。
今回のポイントとしてはナレッジマネージメントの成功への第一歩として価値ある情報の集め方から始めて事情にあったシステム導入を検討するのがよいと思います。
参考にしていただければとても嬉しいです。
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