リスティング広告とSEO対策は何が違うの?特徴とメリット・デメリットをまとめて解説

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Web集客の方法としてとくにポピュラーなのが、リスティング広告とSEO対策です。
この2つはどちらもユーザーを自社サイトに誘導するための方法ですが、それぞれ特徴が異なります。

「リスティング広告とSEO対策の違いを理解したい」
「自社に必要なのはリスティング広告なのか、それともSEO対策なのかわからない」

上記のような悩みを持つWeb担当者向けに、本記事ではリスティング広告とSEO対策それぞれの特徴やメリット・デメリット、さらにこれらの方法を使い分ける3つのポイントを紹介します。

リスティング広告とSEO対策の違い

リスティング広告とは

リスティング広告はGoogleやYahoo!などの検索エンジンにおいて、ユーザーが検索したキーワードに基づいて検索結果ページの上部に自社の広告を掲載できる広告手法です。
その特徴からリスティング広告は別名「検索連動型広告」とも呼ばれ、オーガニック検索結果よりも上部に表示されます。
また、リスティング広告はクリック課金制を採用しているため、自社広告がどれだけ表示されてもユーザーからクリックされない限りは費用がかからないのも特徴です。

リスティング広告のメリット


リスティング広告には次のようなメリットが挙げられます。

  • 広告を配信してから成果が出るまでの期間が短い、即効性が高い
  • 検索結果ページにて、SEO対策よりも上位に表示される
  • 広告キーワードにニーズを感じている顕在層ユーザーにアプローチできる

リスティング広告では、自分で検索するほどにニーズが顕在化したユーザーに集中的に訴求できます。さらに、広告配信エリアや配信ターゲットを絞り込めばより成約確度の高いユーザーにアプローチできるため、即効性が高いのが大きな強みです。

リスティング広告のデメリット


一方で、リスティング広告には次のようなのデメリットも考えられます。

  • 広告を配信し続ける限りは費用が発生する
  • 場合によってはSEO対策よりも費用対効果が低くなる

リスティング広告はクリック課金制なので、ユーザーからクリックを獲得するには費用が必要です。とくに自社の配信エリア内に競合他社が多い場合などは、ワンクリックあたりの費用が高騰するケースもあります。適切に運用できなければ、リスティング広告は費用だけかかって成果に結びつかないリスクがあることに注意しましょう。

SEO対策とは

SEOとは、「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」の頭文字を取った略称です。つまりSEO対策とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンでキーワードが検索されたとき、検索結果ページで自社サイトをより上位に表示させるための取り組みを意味します。具体的な方法としては、キーワード設定、自社サイトの情報更新やコンテンツ追加などが挙げられます。

SEO対策のメリット


SEO対策には次のようなメリットがあります。

  • 費用をかけずに取り組める
  • 中長期的なスパンで、顕在層から潜在層まで幅広いユーザーにアプローチできる

リスティング広告と異なり、SEO対策には費用がかかりません。したがって、広告予算が確保できない企業でも着手できるのが特徴です。
また、長い期間をかけて自社サイトの検索順位を上げていけば、顕在層から潜在層まで多くのユーザーからのアクセスを獲得できて、自社のブランディング強化にもつながります。

SEO対策のデメリット


SEO対策のデメリットは次のとおりです。

  • 取り組んだからといって、必ず成果が出るとは限らない
  • 成果が出るとしても、数ヶ月〜数年の時間がかかる
  • どれだけ対策してもリスティング広告より上位には表示できない

リスティング広告と違い、SEO対策には「どれだけやれば確実に成果が出る」といった基準や方法が存在しません。正しいノウハウがなければ、「SEO対策に数ヶ月間を費やしたものの、検索順位が全く上がらない」という事態に陥る可能性もあります。
また、たとえどれだけ優れたSEO対策を施したとしても、検索結果ページでリスティング広告より上部に表示させることは不可能です。インターネットユーザーは検索結果上位からクリックする傾向が強いので、SEO対策のみでは競合他社のリスティング広告にユーザーを獲られてしまう可能性があります。

 

リスティング広告とSEO対策を使い分けるポイント3つ

リスティング広告で顕在層へアプローチ

「顕在的なニーズを抱えていて、コンバージョン確度の高いユーザーに集中してアプローチしたい」という場合は、リスティング広告が効果的です。リスティング広告はクリックされる度に費用がかかる代わりに、購入や予約につながる可能性の高いユーザーに広告を配信できます。
短期間である程度の成果が欲しい場合は、リスティング広告の運用を検討しましょう。

SEO対策は潜在層ユーザー向け

購買意欲の高い顕在層ユーザーだけでなく、まだ自社を知らないユーザー、あるいは自社と競合他社の商品やサービスを比較検討している段階の潜在層ユーザーに対してアプローチするにはSEO対策が有効です。
SEO対策はお金をかけずに実践できる反面、数ヶ月以上の期間をかけてじわじわと成果を出す手法です。時間と労力を無駄にしないためにも、正しいノウハウに基づいてSEO対策に取り組みましょう。

リスティング広告とSEO対策は相互補完的な施策

リスティング広告とSEO対策にはそれぞれ異なるメリットとデメリットがあり、お互いに長所と短所を補い合う関係になっています。
そのため、自社のWeb集客を強化するためには、リスティング広告とSEO対策を併用するのが理想的です。

 

Web広告運用はフェイスギアにおまかせください

本記事では、リスティング広告とSEO対策のメリット・デメリットを紹介し、2つの方法を使い分けるポイントを解説しました。

顕在層ユーザーから潜在層ユーザーまで幅広くアプローチするためには、リスティング広告とSEO対策の併用が必要不可欠です。ただし、リスティング広告とSEO対策ではノウハウが違うため、成果を出すには豊富な専門知識が必要になります。
したがって、リスティング広告とSEO対策の両軸でWeb集客を強化するには、プロの広告代理店からサポートを受けるのが効果的です。
フェイスギアでは、リスティング広告をはじめ幅広い集客手法に精通しており、クライアントごとに最適なWeb集客プランを提案しています。

 

フェイスギア・集客コンサルティングの流れ

(※)運用する広告の種類は打合せより決めていきます。

 

次回は「GoogleとYahooのリスティング広告は何が違う?」についてです。

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