Webマーケティングの集客方法は、たくさん有り何から試したら良いか迷うのではないでしょうか。
「あなたのファンをつくる」をテーマにプロモーションを進めていくにあたって「コンテンツマーケティング」をお勧めします。
Web広告の広告費は年々上昇しており、総額だけでなく入札価格も上昇している傾向にあります。
集客の主力を「広告」にしてしまうと価格競争で利益が減少してしまいます。
あくまで集客の主力はコンテンツマーケティングとして広告は補助的に使うのをお勧めします。
コンテンツマーケティングの流れは、ざっくりとは下図の通りです。
ユーザの「ニーズ把握」と「ペルソナの設定」
プロモーションをするにあたって検索ユーザがもとめているものがあなたにどれぐらいマッチしているか確認しましょう。
あなたが持っている武器(サービス・商品)のニーズを把握します。
ある「キーワード」で検索する人が、 どのような趣味や価値観を持って毎日を送っているのかを一人の人間像に落とし込みます。そうして作り上げた人間像を「ペルソナ」と言います。
マーケティング用のランディングページを作成する
Webサイトには、Googleの「SEO」に非常に強い構造になっている「WordPress」を利用することをお勧めします。
サービス名 | 自身でサイト構築 | WordPress | ブログサービス |
---|---|---|---|
HTML/CSSの知識 | 必須 | ほぼ不要 | ほぼ不要 |
サーバ管理の知識 | 必須 | 必須 | 不要 |
運営の自由度 | 自由 | 自由 | ブログサービスの規約に依存する |
デザインの自由度 | 高い | そこそこ高い | 低い |
URLの自由度 | 高い | 高い | 低い |
※WordPressとは サイトやブログを簡単に作れるツールです。 WordPressのメリット ・新規のサイト構築が簡単にできる ・HTMLやサーバーの知識がない人でも更新が可能 ・豊富なプラグインで機能を追加できる ・豊富な「テーマ」でデザインを簡単に変更できる |
※SEOとは Yahoo、Google等の検索エンジンの検索結果に自分のサイト/ブログが上位に表示されるよう、サイト/ブログの構成などを調整する。 ⇒独自ドメインで運用される優良なサイト/ブログは 「資産」になる。(中長期的な戦略) 評価項目:投資対効果 |
営業活動用の着地点(ランディングページ)を準備してコンバージョン率(成約率)を高め、コンテンツマーケティングの効果を最大限にします
ペルソナに向けてコンテンツを作成する
作成したペルソナに向けたコンテンツを作成していきましょう。
コンテンツの作成のコツは、あいてに「自分向けの内容だ」と思わせることが大事です。
コンテンツには必ず「ランディングページ」への導線を準備しましょう。
ペルソナに向けてSNS運用する
併せてペルソナに向けたSNS運用していきましょう。
SNS運用するにあたって気を付けなければならないことは、「広告宣伝」の場所ではなく「コミュニティ作り」の場所であることです。
SNSはコミュニティ作りの場所でいかに興味を持って貰い集客(ランディングページへ誘導)に導けるかが重要です。
そもそも友達や趣味のコミュニティの中で「営業活動」をすれば関係性が壊れていくのと同じです。
SNS運用では「有益な情報を発信し続ける」コミュニティ内の「人気者」になるべきです。
それを継続しているとあなたに興味を持った人が「集客場所」にやってきます。
そこからが「営業活動」の始まりで「課題を持った人」があなたに相談に来るようになると思います。
代表的なSNSは以下の通りです。あなたに合ったSNSを選んでみてください。
SNSサービス | ユーザ数(日本) | メインユーザ | |
---|---|---|---|
2,600万人 | 30代~40代 | ビジネスシーンの活用 | |
3,300万人 | 20代~30代 女性 | 多様な機能が魅力 | |
4,500万人 | 10代~30代 | 拡散性が高い | |
LINE | 8,600万人 | 10代~50代 | アクティブ率が高い |
200万人 | 20代~30代 男性 | ビジネス特化型SNS |
見込み客を獲得する
Yahoo、Google等の検索エンジンやSNSからWebサイトに訪問してきた人から「見込み客リスト(メールアドレス/お名前等)」を獲得しましょう。
見込み客になる人は、あなたの商品やサービスに興味を示している人になります。
見込み客リストを獲得するにあたって準備するものは以下のものです。
1.無料プレゼント
ノウハウなど特別な価値を提供する特別なコンテンツ(PDFや動画)を用意する。
※)ギフト券やポイントは、不要な見込み客リストが増えるだけで良くないです。
2.ランディングページを作る
見込み客リスト取得用のランディングページ(商品・サービス・キャンペーン)を用意する。
3.ランディングページへのアクセス導線を作る
コンテンツやSNSにランディングページへアクセスの流入経路(リンク)を用意する。
※)アクセスの導線がなければ見込み客リストは手に入りません。
ここで気を付けなければならないことがあります。SNSでプロモーションをしないことです。
SNSは企業対多数のコミュニケーションのため、営業活動に向いていません。した途端離れていってしまいます。
あくまで見込み客リストは、「メールアドレス」を取得してください。
見込み客を新規顧客にする、そしてファンへ育てる
プロモーションは、メールで企業対個人とのコミュニケーションで進めていき、見込み客の抱えている悩みを解決するための手段としてあなたの商品・サービスを紹介して顧客になってもらいます。
アプローチの手段としては「ステップメール」で個別に行い「メールマガジン」で全体(大勢)に行います。
アプローチを継続することで「あなたのファン」へステップアップさせていきましょう。
【ステップメールの例】 【メールマガジン】 |
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アプローチを継続することで「あなたのファン」へ
Webサイトをあなたの大切な資産にする
コンテンツマーケティングには、「継続」と「改善」がとても重要になってきます。
1回作ってしまえばOKというものではなく良く分析をしてうまく行っていない部分はどんどん改善していく必要があります。
サイト分析をして改善項目があれば以下の内容に注意してみてください。
1.集客について
・対策する「キーワード」が間違っていないか。
・コンテンツの質が悪くないか。
2.見込み客の獲得について
・「無料プレゼント」のターゲットを間違っていないか。
・ターゲットに「行動喚起」させるサイトの作りになっているか。
・見込み客リスト取得用のサイトが魅力的か。
3.新規顧客獲得について
・「ステップメール」「メールマガジン」の内容(魅力的?)や配信頻度が適切か。
4.ファン獲得(リピート購入)について
・商品・サービスの質に問題はないか。
・「ステップメール」「メールマガジン」の内容(魅力的?)や配信頻度が適切か。
適切なコンテンツマーケティングが施されたWebサイトは大切な「資産」となり継続的な「売上貢献」をします。
但し、資産を作るには半年から1年ぐらいはかかります。
時間短縮のために並行して「Web広告」も運用しましょう。(※資産形成と共に広告費は縮小させる)
※継続的に改善していく必要があります。